新着情報

NEWS RELEASE 新着情報

今年の行政書士試験の一般知識出題予想

行政書士試験は法令科目(基礎法学、憲法、行政法、地方自治法、民法、商法、会社法、個人情報保護法)の他に一般知識科目が出題されます。

令和4年度の一般知識は行政書士の実務関連で森林法関連が出ました。(行政書士の実務は、林地開発許可、保安林における立木伐採許可等)

試験出題はどうも法改正があると狙われる傾向にあるようです。この辺りは法令科目と同じです。

ということで、令和5年度の一般知識は行政書士の実務関連かつ、法改正があった「種苗品種登録関係」の出題を私としては予想してみます。

日本で開発されたイチゴの品種「とちおとめ」やブドウの品種「シャインマスカット」などが海外に流出し、問題となっていますので時事ネタでもあります。

今年の受験生は、まずは農水省のHPにて、基本中の基本を押さえておくべきでしょう。


農林水産省「品種登録制度と育成者権

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/hinshu/act/etc/seido_pamph_R4.pdf


農林水産省 「2022年1ー12月 農林水産物・食品の輸出額」

https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/kikaku/attach/pdf/230203-1.pdf


一般知識は残り2択までは、ほぼ絞り込みが可能です。

農水省pdf↑の基礎知識でおそらく、その2択のうち1肢切れます。

この正解による4点は、(マイナー問題過ぎて正答率が低いため)合否そのものには影響はありませんが、記述抜きで180点を取るためには、きっと大きいことでしょう。


以上を(行間も含めて)3点にまとめます。
①行政書士実務+法改正+時事関連ということで、試験委員のアンテナにかかっている。
②ゆえに令和5年度受験生は「種苗品種登録関係」を農水省HPでチェックしておくべき。
③あの難解な民法・行政法と比較して、一般知識で4点獲得できれば費用対効果が高い。